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用量q0をtif時間の間に一定速度で持続静注し、血液区画に分布して、徐々に体外に排出されるモデル。 (注1)
時間(hr) | 0 | 0.167 | 0.5 | 0.667 | 0.833 | 1 | 1.5 | 2 | 3 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
血中濃度 | 0 | 0.517 | 1.175 | 0.658 | 0.47 | 0.399 | 0.307 | 0.289 | 0.213 |
tif → ∞で定常状態になった時の血中濃度をCSSとすると、これはt ≦ tifの時の血中濃度関数を利用して次のようになります。
参考までに、ほぼ定常状態になるまでの時間t*を求めてみましょう。 ほぼ定常状態の時の血中濃度C(t*)とCSSの相対誤差をεとすると、次のようにt*はεとkeだけに依存します。
表14.3.2のデータの0.5〜3時間の血中濃度を対数変換し、T = t - 0.5として直線回帰によってパラメーターAとαを求めると次のようになります。
これらの値を初期値としてガウス・ニュートン法でパラメーターを求めると、20回以上の反復計算の結果、次のような値に収束します。