数字の「1」と四則演算記号「+−×÷」を何個か使って計算式を作った時、その答が「1」になる計算式は何通りあるでしょうか? ただし算数ですから、式の先頭に「+」または「−」は付けず、括弧は使わないことにします。
1から3までの数字が書かれた3枚のカードがあったとします。 この3枚のカードから0枚以上のカードを取った時、その数字の合計は次のようになります。
このようにカードの数字の合計が0、1、2、4、5、6になる組み合わせは1つで、3になる組み合わせは2つあります。 そしてカードの組み合わせは全部で8通りあるため、合計が3になる確率は2/8=1/4で、それ以外の合計になる確率は1/8です。
ではトランプのように1から13までの数字が書かれた13枚のカードがあった時、0枚以上のカードを取り、その合計が10になるカードの組み合わせはいくつあるでしょうか? また合計が10になる確率はいくつでしょうか?
さらにこれを一般化し、1からnまでの数字が書かれたn枚のカードがあった時、0枚以上のカードを取り、その合計がTになるカードの組み合わせはいくつあるでしょうか? また合計がTになる確率はいくつでしょうか?