【まともなクイズ−解答編3】
(第3問) 金の延べ棒
ある金持ちが、秘密の仕事をさせるために人を雇うことにしました。
ところがその秘密の仕事は危険な仕事だったので、雇われた人は次のような条件をつけました。
- 仕事は7日間かかるが、いつでも辞められるように1日の仕事が終わるたびに報酬をもらいたい。
- 報酬は足がつかないように金塊で欲しい。
- 1日の報酬は金塊にして1000cm3(1000立方センチ、10cm×10cm×10cm)分である。
金持ちは、たまたま縦10cm、横10cm、長さ70cmの金の延べ棒を持っていたので、それを使って報酬を払うことにしました。
しかしこの金の延べ棒を10cmごとに6箇所も切断するのは面倒ですし、切り屑がたくさん出るのはもったいないので、できるだけ切断箇所を少なくしたいと思いました。
上記の条件を満足するように報酬を払うには、最低、何個所切断すればよいでしょうか?
(→第3問へ)
○解答
左端から10cmの所と30cmの所の2箇所→10cm3の金塊、20cm3の金塊、40cm3の金塊になる
- 1日目:10cm3の金塊を渡す
- 2日目:20cm3の金塊を渡し、おつりとして10cm3の金塊を返してもらう
- 3日目:返してもらった10cm3の金塊を渡す
- 4日目:40cm3の金塊を渡し、おつりとして10cm3の金塊と20cm3の金塊を返してもらう
- 5日目:返してもらった10cm3の金塊を渡す
- 6日目:返してもらった20cm3の金塊を渡し、おつりとして10cm3の金塊を返してもらう
- 7日目:返してもらった10cm3の金塊を渡す
これは、実は2進法を応用した問題です。
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