「日本が敗戦の混乱から高度経済成長に向けて突っ走り、強引に近道をしようとしたために無理が生じた。その無理が産み出したものが公害なのだ。
コンビナートで働く人達も、みんな日本のために良かれと思って必死に働いてきたのだから、コンビナートやそこで働く人達を憎いと思ったことはない。
ただ無理が何をもたらすかを知ってもらい、一度立ち止まって、それについてみんなで考えてもらうために我々は公害裁判を起こした。
コンビナートで働く人達が悪玉で、我々患者が善玉というわけでは決してないのだ」
「非劣性検定は、効果のない薬剤を新薬として許可を受けるために薬業界が考えたけしからんトリックなので、撲滅しないとイカン!p('o')」
というやたらとマニアックな話が意外と受けました。(^_-)「”科学的”とは、得られたデータに基づいて結論を明確にすることではなく、得られたデータに基づいて結論できる限界を明確にすることである。だから、たかだか数千年分のデータしかない日本列島の地震データに基づいて、数十万年におよぶ日本列島の造山活動の未来を予測し、”原発は絶対安全だ!”などと断言するのは非科学的な妄想である」
という話も意外と受けました。(^_-)