「線路に乗り出して写真撮影をしないでくださいっっっ!!」
というアナウンスが何度も流れました。「地球は宇宙の観覧席です。
天体ショーは上演される日時と場所が事前に正確にわかっていて、誰でも無料のチケットを持っています。だから、その気になりさえすれば、誰でも天体ショーを観ることができるのです。
皆さん、是非、素晴らしい天体ショーを観て楽しんでください!」
「でも、確かに天体ショーは上演しているんだけど、幕が閉まっていて見えない時がある…!p(ToT)」
するとその隣りの日食病患者さんも、頷きながらさらに一言。「しかも日食ショーの場合、上演している劇場が無茶苦茶辺鄙な所にあって、そこまで行くのにものすごく苦労する時がある…!p(+.+)」
日食病患者は、そんな理不尽かつ素晴らしい天体ショーに魅せられてしまった、因果な人達なのです。(^_-)「次は5年後にアメリカで会いましょう!(^o^)/~~~」
というのが合言葉でした。「数年前に上海であった皆既日食の時は、会社から休暇の許可がもらえなかったので泣く泣く断念した。
ところが皆既日食の2ヶ月後、何と会社が潰れて無くなってしまった。
こんなことなら、首になってもかまわないので、無断欠勤して日食観測に行くべきだった…!p(ToT)」