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- 553. Re[552]:[551]:兄貴の死 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/02/03(日) 11:14:47
-
>通りすがり(^^;;さん
>>私も2人の男兄弟ですが、弟は地元で地道に働き、私は放蕩三昧。。。
そうですか、それは何となく似てますね。
でも僕の場合、呑む・打つ・買うはしないものの、仕事に関しては地道に働いている
わけではなく、やりたい放題、我侭し放題にやってますからね。しかも、お金にならな
い仕事となるとやたらと張り切るタチなので、収入は目減りする一方ですよ。
カミさんに迷惑をかけるという点では、兄貴と一緒ですね。(^^)ゞ
とものり
- 552. Re[551]:兄貴の死 投稿者:通りすがり(^^;; 投稿日:2008/02/01(金) 20:01:09
-
お兄様のご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます。
しかし反面・・なんですね。
私も2人の男兄弟ですが、弟は地元で地道に働き、私は放蕩三昧。。。
お兄様の分も、多方面に活躍してくださいね。。
- 551. 兄貴の死 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/01/31(木) 16:56:38
-
先週の土曜日の夜(正式には1月27日午前12時46分)、兄貴が入院先の病院で亡
くなりました。享年62歳でした。
入院中にもこっそりと酒を飲んでいたくらいの大酒のみで、膵臓炎、糖尿病、
肝硬変等々で2、3回入退院を繰り返していましたから、ある程度覚悟はしていま
した。しかし、さすがにこれほど早く逝くとは思いませんでした。
亡くなる10日ほど前に、一時、危篤状態になったのですが、その後で意識を取
り戻し、不思議なほど元気になって、見舞いに来た人達と言葉を交わしました。
そして、迷惑をかけ続けた家族に「ありがとう」と言い残してから、最後は意外
なほどあっさりとこの世からおさらばしてしまいました。
飲む・打つ・買うと3拍子揃った根っからの遊び人で、我が兄貴ながら、あま
り褒めるところの少ない放蕩息子(^^;)でした。しかし、人生の引き際だけは
「よくやった!」と褒めてあげたい見事なものでした。
臨終の後、大好物だった焼酎の「いいちこ」で死に水を取り、枕元に置いてお
きました。今頃は、三途の川の渡しで、船頭と大いに酒を酌み交わしていること
でしょう。(^^;)
とものり
- 550. Re[549]:級内相関係数の概念 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/01/21(月) 11:33:32
-
>mikiさん
>>「偶然の一致程度の一致度である」難しい・・・です。なんとなく理解できますが、
>>具体例があるとわかりやすいです。
これを理解するのは本当に難しいですよね。
統計用語で説明してしまえば、「対象個体差の分散と交互作用の分散が同程度の大き
さである」ということですが、この説明はほとんどの人にとってチンプンカンプンのお
経のようなものでしょう。(^^;)
この説明を普通の人が理解できるように翻訳するのが、僕の腕の見せ所といったとこ
ろでしょうね。
具体的例としては、例えば次のような感じになります。
○ICC(2,1)=1の例
No. 評価者1 評価者2
−−−−−−−−−−−
1 1 1
2 2 2
3 3 3
4 4 4
5 5 5
−−−−−−−−−−−
○ICC(2,1)=0の例
No. 評価者1 評価者2
−−−−−−−−−−−
1 1 3
2 2 3
3 3 3
4 4 3
5 5 3
−−−−−−−−−−−
○ICC(2,1)=-1の例
ただし、ICC(2,1)は近似推定式の誤差によって-1.667になる。ICC(1,1)とICC(3,1)は
-1になる。
No. 評価者1 評価者2
−−−−−−−−−−−
1 1 5
2 2 4
3 3 3
4 4 2
5 5 1
−−−−−−−−−−−
このような模式的な例を用いて、級内相関係数の説明がうまくできるかどうか検討し
てみますね。(^_-)
とものり
- 549. Re[548]:[547]:[546]:[545]:級内相関係数の範囲 投稿者:miki 投稿日:2008/01/20(日) 23:26:59
-
>とものりさん
またまた、ご丁寧な回答ありがとうございました。
>>
>> 原則として-1〜1の間の値ですが、データによっては-1より小さい値になる時もあり
>>ます。これは、ICCの定義式が近似的な推定値を用いているからです。上限は、全ての
>>ICCが1です。
>>
>> ICCの値が0より小さい時は、どれかの評価者のデータを逆転すれば、値が正になる可
>>能性があります。そして値の正負にかかわらず、絶対値が0に近いほど一致度が悪い、
>>と単純に解釈すれば良いと思います。
はい、これは通常の相関係数(ピアソンの積率相関係数)と同じ感覚なのでよく理解できます。
>> 評価者が3人以上の場合は、かなり複雑です。しかしどのような場合でも、値が0に近
>>いほど一致度が悪いと単純に解釈できます。この場合の「一致度が悪い」という意味は、
>>「偶然の一致程度の一致度である」ということです。
>>
>> 値が負で、絶対値が大きい場合は、どれかの評価者のデータを逆転すれば、値が正に
>>なり、一致度が大きくなる可能性があります。
「偶然の一致程度の一致度である」難しい・・・です。なんとなく理解できますが、具体例があるとわかりやすいです。
>>
>> 例えば○×式のテスト問題が100問あった場合、答えが全く分からずにデタラメに回
>>答した時は、理論的には50点になる確率が最も高くなります。このような時に0点を取
>>るのは、答えがわかっていて、意図的に反対の回答をしなければなりません。
>>
>> したがって、50点を取った人よりも0点を取った人の方が、問題の内容をよく理解し
>>ているということになります。
>>
>> それと同様に、ICCの値が小さいほど一致度が悪くなりますが、評価者間の関連性は
>>値が0に近いほど小さくなります。
一致度と評価者間の関連性は別物ということでしょうか。「説明内容の再考」に期待します。
>> ただし評価方法マニュアルの場合、値が負の時は、反対の意味に誤解してしまうよう
>>な表現があるということですから、値が0の時よりも信頼性は低くなる、と考えたほう
>>が現実的かもしれません。
そういうことも考える必要がありますね。
>> わかりました、一度、説明内容を再考してみます。
説明内容を追加される時は、具体的な例があると嬉しいです。本当にありがとうございました。
- 548. Re[547]:[546]:[545]:級内相関係数の範囲 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/01/20(日) 17:38:47
-
>mikiさん
>>具体的にICC(2,1)の場合は-1〜1で良いということでしょうか。
原則として-1〜1の間の値ですが、データによっては-1より小さい値になる時もあり
ます。これは、ICCの定義式が近似的な推定値を用いているからです。上限は、全ての
ICCが1です。
ICCの値が0より小さい時は、どれかの評価者のデータを逆転すれば、値が正になる可
能性があります。そして値の正負にかかわらず、絶対値が0に近いほど一致度が悪い、
と単純に解釈すれば良いと思います。
>>ICC(2,1)で3人の検者の場合、どのようなデータの組み合わせが最も一致度が低いの
>>かわかりません。
評価者が3人以上の場合は、かなり複雑です。しかしどのような場合でも、値が0に近
いほど一致度が悪いと単純に解釈できます。この場合の「一致度が悪い」という意味は、
「偶然の一致程度の一致度である」ということです。
値が負で、絶対値が大きい場合は、どれかの評価者のデータを逆転すれば、値が正に
なり、一致度が大きくなる可能性があります。
例えば○×式のテスト問題が100問あった場合、答えが全く分からずにデタラメに回
答した時は、理論的には50点になる確率が最も高くなります。このような時に0点を取
るのは、答えがわかっていて、意図的に反対の回答をしなければなりません。
したがって、50点を取った人よりも0点を取った人の方が、問題の内容をよく理解し
ているということになります。
それと同様に、ICCの値が小さいほど一致度が悪くなりますが、評価者間の関連性は
値が0に近いほど小さくなります。
ただし評価方法マニュアルの場合、値が負の時は、反対の意味に誤解してしまうよう
な表現があるということですから、値が0の時よりも信頼性は低くなる、と考えたほう
が現実的かもしれません。
>>とすると、ICC(2,1)は-0.667です。これで良いのでしょうか。
>>ちなみにICC(3,1)は-0.5です。
どちらも正しい値ですね。
このデータの場合、評価者2のデータを5を中心にして逆転すれば、つまり9を1に
して9を1にすればICCの値が正になりますね。ただし、その場合も値は0に近く、一致
度は悪いということになります。
>>ぜひお願いします!
わかりました、一度、説明内容を再考してみます。
とものり
- 547. Re[546]:[545]:級内相関係数の範囲 投稿者:miki 投稿日:2008/01/19(土) 23:07:10
-
>とものりさん
>>
>> ICCは相関係数の一種であり、原理的には-1〜1の間の値ですが、ICC(1,b)、ICC(2,b)、
>>ICC(3,b)は一致係数という性質を持っているため、普通は0〜1の間の値になります。
>>
ご丁寧な回答ありがとうございます。
具体的にICC(2,1)の場合は-1〜1で良いということでしょうか。もちろん検者数は関係ないですよね。ICC(2,1)で3人の検者の場合、どのようなデータの組み合わせが最も一致度が低いのかわかりません。
No. 評価者1 評価者2 評価者3
1 1 5 9
2 5 9 1
3 9 1 5
4 1 5 9
5 5 9 1
とすると、ICC(2,1)は-0.667です。これで良いのでしょうか。ちなみにICC(3,1)は-0.5です。
>> このあたりのことはあまりに専門的なので、統計学入門には書きませんでした。この
>>際ですから、このあたりの説明も少し付け加えましょうかねぇ?
ぜひお願いします!
お忙しいところすみません。いろいろ書きましたが、ICC(2,1)の場合、-1〜1であるかどうかを教えて下さい。
- 546. Re[545]:級内相関係数の範囲 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/01/19(土) 22:03:12
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>mikiさん
>>級内相関係数の取り得る範囲です。完全一致の時は1であることはわかりますが、
>>全く逆のときは-1でいいのでしょうか。
>>0〜1と書いてあるサイトを見つけ???になっています。
ICCは相関係数の一種であり、原理的には-1〜1の間の値ですが、ICC(1,b)、ICC(2,b)、
ICC(3,b)は一致係数という性質を持っているため、普通は0〜1の間の値になります。
一致係数の性質を持つ値は、元々は複数の評価値を合計した値、または平均した値を
最終的な評価値として用いた時の信頼性を表す指標として、信頼係数という概念で考え
られた値です。このため2つのデータの関係が反対の時は、一方のデータの符号を逆転し
てから合計または平均するのが普通です。
そこで一致係数を計算する時も、一方のデータの符号を逆転してから一致係数を計算
するため、普通は負の値にはなりません。
それから、少々専門的になりますが、一致係数または信頼係数という指標は、理論的
に導かれる定義式の中に母集団の値が含まれるため、そのままでは計算することができ
ません。
そこで、その近似的な推定式として色々な定義式が提唱されています。そのひとつが
ICCであり、これ以外にもガットマンの信頼性係数Lなどがあります。このため、理論的
には0〜1の間の値になるはずが、近似が悪くて負になったりすることがあるのです。
このあたりのことはあまりに専門的なので、統計学入門には書きませんでした。この
際ですから、このあたりの説明も少し付け加えましょうかねぇ?
とものり
- 545. 級内相関係数の範囲 投稿者:miki 投稿日:2008/01/19(土) 16:00:21
-
もう一つお聞きしたいことができました。
級内相関係数の取り得る範囲です。完全一致の時は1であることはわかりますが、全く逆のときは-1でいいのでしょうか。0〜1と書いてあるサイトを見つけ???になっています。
ケースによってもことなるのでしょうか。EXCELで作ったICC(2,1)用の表でデータをいれると(検者2人)、1〜-1になります。
- 544. Re[543]:[542]:級内相関係数 投稿者:miki 投稿日:2008/01/19(土) 14:01:30
-
>とものりさん
早速のご返信ありがとうございました。評価マニュアルの信頼性をどのように導出するかいろいろと調べていて、このサイトに辿りつきました。
そして統計に関する非常に丁寧な解説と導出方法まで記載されていて感激しました。
記載されている式をEXCELに入力しICC(2,1)を求めました。SPSSで同じデータを入れたら、同じ結果が得られ(当たり前ですね)さらに感激しました。
SPSSがなくてもこのページがあれば、充分ですね!
- 543. Re[542]:級内相関係数 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/01/18(金) 20:17:40
-
>mikiさん
頓陳館にようこそ!(^o^)/
>>例えば、10作品に対しある評価マニュアルに従い0-100点で複数人が評価を行った場
>>合、その複数人の評価がどの程度一致しているか(評価マニュアルの信頼性)を調べ
>>たいとします。級内相関係数の使用例を見ると、検者が評価するのは人間(被検者)
>>についてしか見当たりません。評価対象がものであっても使用できるのでしょうか。
>>ICC(2,1)が使えるのではと考えています。
評価対象は人間でも物でも、何でもかまいませんよ。この場合は、ICC(2,1)または
ICC(3,1)が適用できますね。
ICC(2,1)とICC(3,1)の違いは、評価者が、何人かの評価者の中から任意に選択された
複数人か、それとも固定された特定の複数人かの違いです。評価マニュアルの信頼性を
検討するとしたら、お考えのようにICC(2,1)の方が適しているでしょうね。
作品を評価する時のマニュアルの信頼性を検討するというのは、何となく興味があり
ますね。(^_-)
とものり
- 542. 級内相関係数 投稿者:miki 投稿日:2008/01/18(金) 18:55:29
-
級内相関係数についてお尋ねします。例えば、10作品に対しある評価マニュアルに従い0-100点で複数人が評価を行った場合、その複数人の評価がどの程度一致しているか(評価マニュアルの信頼性)を調べたいとします。級内相関係数の使用例を見ると、検者が評価するのは人間(被検者)についてしか見当たりません。評価対象がものであっても使用できるのでしょうか。ICC(2,1)が使えるのではと考えています。
- 541. Re[540]:[539]:生存証明 投稿者:NEGI 投稿日:2008/01/15(火) 20:31:27
-
>とものりさん
>>>>頻脈発作・・・^^;
>>
>> あれまあ、それは大変でしたね!w('o')w
ご心配痛み入ります。m(__)m
物の本によると、頻脈発作はいわば心臓のシャックリみたいなもんで、ただちに命の危
険とはならないようですね。
心臓の起動信号が正規のものと、バイパスから遅れてきたものとが二重に入って
しまうのが原因のようですね。
くわしくはお医者さんのレスを待つとして、いわゆる狭心症とは違うようで一安心です。
しかし心臓が倍速で打ちますから、体力の消耗感はすごいものがあります。
私には昔からその気が有ったようで、20年ほど前にこれほどひどくなく、また直ぐに
治まりましたが、経験したことがあります。
引き金になるのは、睡眠不足、過労、強いストレスだそうですが、みな私にとって無縁
のものばかりですね。(笑)
ただ、正月から結構忙しかったので、ひょっとしたら疲れを溜め込んでいたのかもしれ
ません。
ま、お互い無理の利かない年代になったようで、ご自愛のほど宜しく
NEGI
- 540. Re[539]:生存証明 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/01/15(火) 19:34:52
-
>NEGIさん
>>頻脈発作・・・^^;
あれまあ、それは大変でしたね!w('o')w
心臓の発作は何の前触れもなく突然起こることがあるので、怖いですよね。とりあえ
ず、大事に至らなくてよかったですよ。同じ団塊の世代のメタボ予備軍仲間(^^;)とし
ては、他人事ではないですね。
実は、今、母親と兄貴が入院していて、てんやわんやなんですよ。そのことと、自分
達の老後のことを考えて、カミさんと二人で、家庭介護法の介助員育成講座を受講する
ことにしました。
いやぁ〜、年を取るというのは、本当に大変ですねぇ…!(~~;)
とものり
- 539. 生存証明 投稿者:NEGI 投稿日:2008/01/15(火) 18:15:28
-
老師をはじめ皆々様明ましておめでとうございます。云々
今日左義長祭を納めて家へ帰り、パソコンなどをいぢっておりました。
すると、いきなりやって来た訳ですよ。
頻脈発作・・・^^;
一時間ほど横になっていたのだけれど、一向に治まらない。
胸が痛い、段々手足が冷たくなってくる、吐き気もしてくる、顔色が白く
なってくる。^^;
ああ、このまま死んでしまうのね。^^;
ついに伜に頼んで病院へ行く事にした。
救急外来である、担当は疲れた感じの若い医者だった。
早速モニターに繋がれる、心拍数180。Presto(笑)
心電図やら、血圧計やら繋がれた後に、「ああ、頻脈発作ですね」問診のあと、
疲れた感じで医者が言った。
「点滴しますからね」と看護婦が私の腕に針を刺す。
医者が疲れた感じで徐々に点滴チューブから薬液を注入する。
すると、突然スイッチを切り替えたみたいに心拍が元に戻った。Andante(笑)
それこそ、胸の中でカチリと音がしたようだった。
で、心電図も血液検査も異常なし。
何事もなかったように帰途に就くのでした。
ああ、死ぬかと思った NEGI
- 538. Re[537]:初めまして 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/01/11(金) 10:50:47
-
>秋田のKazuさん
こんにちわ、頓陳館のとものりです。書き込みありがとうございます!(^o^)/
拙著を購入していただき、大変ありがとうございます。m(__)m
諸般の事情で、今年から、お手伝いしているベンチャー会社を非常勤扱いになり、本
業であるデータの受託解析に注力することになりました。何かお役に立てそうなことが
あったら、いつでもご相談ください。
>>次回は、「おじいちゃんと孫」のお話を書きましょう。
おっ、それは期待してますよ! こんぴらさんの1368段の階段を駆け上がれるような
ら、体力はまだまだ大丈夫ですね。
ちなみに娘が結婚し、何の因果か、Kazuさんと同じに姓になってしまいました。(^^;)
とものり
- 537. 初めまして 投稿者:秋田のKazu 投稿日:2008/01/10(木) 20:45:16
-
初めまして、このサイトの主人と友人の秋田のKazuといいます。去年の年賀状で統計学入門を紹介してもらい、早速アマゾンで購入しました。それまでの統計処理の悩みが少し軽くなったような気が・・・。昨年は気づきませんでしたが、今年はこの掲示板に気づきました。今焼酎を飲みながら投稿してますが、1月15日の成人式は、昔の小正月の元服から来てるようで、まだ「松の内」ですから、まだまだ正月気分で呑んでます。まもなく成人式で娘が帰ってきます。
次回は、「おじいちゃんと孫」のお話を書きましょう。
- 536. Re[535]:謹賀新年です 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2008/01/04(金) 10:50:39
-
>ヨシミツさん
明けましておめでとうございます〜!(^o^)/
ここ数年は疾風怒濤の年が続き、今年もまたまた変化の多い年になりそうですよ。
元々我侭だったのが、年をとるにつれてますます我侭になり、どんどんと好き勝手な
生き方に陥りつつあります。(^^;)
とゆーことで、今年もよろしくお願いします。m(..)m
とものり
- 535. 謹賀新年です 投稿者:ヨシミツ 投稿日:2008/01/01(火) 14:25:50
-
>とものり さん
>皆様
明けましておめでとうございます。
今年も、よろしくお願いいたします。
さて、2008年が始まりました。
皆様にとって、良い年になりますように…、
と願いつつ、昼間からアルコールづけのヨシミツです(笑)。
- 534. Re[533]:[532]:初詣オフ開催のお知らせ 投稿者:NEGI 投稿日:2007/12/27(木) 07:58:48
-
>とものりさん
>> 今年も参加します…といいたいところですが、実は下の娘が妊娠中で、
それはそれはおめでとうございます。ヽ(^o^)ノ
>> 恐ろしいことに、順調に行けば来年の春頃には「おじいちゃん」になりそうです。(^^;)
そうですよね、人の迷惑省みずいきなり「おじいちゃん」ですもんね。(笑)
私の周りでも「おじいちゃん」が大量に発生していて、皆例外なく目尻が下がってニヤニヤしてるばかりで、「オレをおじいちゃんと呼ぶな」などと怒り狂ってる人はいないようです。^^;
多分「おじいちゃん」になると顔筋が麻痺して目尻のコントロールが不能になり、脳細胞の怒りの領域がごっそり死滅するようですね。(^。^;)
幸いなことに私んちは息子ばかりなので、自分の外見はともかく「おじいちゃん」になるのはまだまだ先になりそうです。
「おじいちゃん」予備軍NEGI
- 533. Re[532]:初詣オフ開催のお知らせ 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/25(火) 18:29:58
-
>NEGIさん
>>初詣オフ開催のお知らせ(訂正(笑))
>>:
>>日時:平成20年1月3日午後1時半より
>>場所:尾陽神社(Pあり)
また初詣オフの時期がやってきましたね。(^o^)/
今年も参加します…といいたいところですが、実は下の娘が妊娠中で、今年の正月は
僕とカミさんが娘の家に泊りがけで行くことになったんですよ。そしてその日程が、間
の悪いことに2〜3日なんですよね。(~o~)
恐ろしいことに、順調に行けば来年の春頃には「おじいちゃん」になりそうです。(^^;)
とものり
- 532. 初詣オフ開催のお知らせ 投稿者:NEGI 投稿日:2007/12/25(火) 11:34:15
-
初詣オフ開催のお知らせ(訂正(笑))
恒例(高齢か?)の初詣オフを開催いたします。
新しい年は清らかな気持ちから、また新年のゲンかつぎに最適です。
このくそ忙しいときにパソコンが起動しなくなり、起動ディスクを交換、
当然再インストール、で、やっと復旧しました。^^;
年賀状どうすりゃいいんだ。(笑)
日時:平成20年1月3日午後1時半より
場所:尾陽神社(Pあり)
会費:1000円(霊験あらたかお守り付)
お待ちしております。 NEGI
- 531. Re[528]:[526]:データの種類について 投稿者:マサヒロ 投稿日:2007/12/25(火) 10:50:58
-
>とものりさん
ご丁寧な説明、ありがとうございます!
>> 順位和検定は、中心極限定理によって、順位和が近似的に正規分布することを利用し
>>た手法です。このことはt検定と全く同様です。
なるほど、ノンパラ手法といえど正規分布と縁が遠いわけではなく、やはりデータの尺度に合わせて手法を選択するべきなのですね。統計解説書にはデータが正規分布していなければ順位和検定等ノンパラ手法を適用すべしと書いてあるものもあり、かなり混乱してしまいました(;;)
>> 科学的な思考とは、客観的な部分と主観的な部分を明確に峻別し、客観的な部分はで
>>きる限り数量評価しようという考え方です。そして統計学は、数量評価されたデータを
>>まとめるための便利な道具にすぎません。
思い返してみれば、手段(統計学を用いたデータの要約)と目的(統計も手段の一つとして用いた科学的な思考)を取り違えていた節もあります。どうやら卒業論文を書く中で心理学的な分析を勉強するよりも統計学を勉強しているほうが楽しかったのかもしれません。
臨床心理学科の学生にあるまじき失態ですね(^^;
>> 出版社の都合で絶版になり、現在は再版の準備をしている段階だそうです。出版元に
>>在庫があるそうですから、下記の出版元に直接注文すれば入手できると思いますよ。
そうだったのですか! オンライン書店等の書評でも高得点でしたのに、何故絶版なのかと理解に苦しんでいたのですが、出版社の都合だったとは・・・
なかなか出版業界も複雑怪奇のようですね(+o+)
早速問い合わせてみます!(^O^)
マサヒロ
- 530. 「ベル・カント」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/24(月) 15:53:12
-
・「ベル・カント(Bel Canto)」アン・パチェット著、山本やよい訳、早川書房、
2003年3月発行
図書館で「真珠の耳飾りの少女」の原作と、「ヒヤシンスブルーの少女」の原
作を借りたついでに借りた本です。(^^;)
1996年にペルーのリマで起きた、日本大使公邸占拠事件からヒントを得て書か
れた小説で、日本人が主役級の小説ということで興味を持ちました。
南米のある小国の副大統領官邸で、日本の大手企業の創業者であるホソカワ氏
の誕生日を祝うパーティーが開かれていた、そのパーティーにテロリストが乱入
し、参加者を人質にして官邸を占拠する、やがてテロリストと人質の間に奇妙な
心の交流が生まれていき……というストーリーの、何となく大人の童話のような
作品です。
題名の「ベル・カント」とはイタリア語で「美しい歌」という意味であり、オ
ペラの歌唱法のことです。この言葉を題名した理由は、この作品がオペラを重要
なモチーフにしているからだそうです。
作品に登場するに日本人の描き方は、日本人から見ると少し不自然なところが
ありますが、よくあるステレオタイプな描き方ではないので好感が持てました。
また多数の登場人物の一人一人が見事に描き分けられていて、作者の力量に感
心しました。特に、日本人通訳ゲン・ワタナベと恋に落ちる、シャイな美少女テ
ロリストのカルメンは、大いに気に入りました。(*^^*)v
この作品はグランド・ホテル形式の群像劇であり、かなり映像向きなので、そ
のうちにハリウッドあたりで映画化されそうな気がします。
とものり
- 529. Re[526]:「統計学入門」について 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/20(木) 11:25:07
-
>マサヒロさん
>>ちなみに「統計学入門」ですが,注文したところどうやら絶版になってしまったよ
>>うで,手に入れられませんでした.非常に残念です・・(´д⊂)
出版社の都合で絶版になり、現在は再版の準備をしている段階だそうです。出版元に
在庫があるそうですから、下記の出版元に直接注文すれば入手できると思いますよ。
プレアデス出版:http://www.pleiades-pub.com/
ただでさえ数少ない読者をこれ以上減らすのは忍びないので(^^;)、出版元も対応し
てくれると思いますよ。
とものり
- 528. Re[526]:データの種類について 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/20(木) 11:17:50
-
>マサヒロさん
>> 私の担当教員などむしろ統計を嫌悪している人種でして,
>>「とりあえずχ二乗!投影法だと多分離散分布とか無茶苦茶な分布だから!」
データの分布が無茶苦茶だからχ2乗検定というのは、科学的にナンセンスなことで
すね。(^^;)
データには計量尺度、順序尺度、名義尺度という種類があり、それぞれ用いるべき統
計量も統計手法も異なっています。
計量尺度はデータとデータの間隔が等しくて、四則演算が行えるデータのことです。
これは最も普通のデータであり、統計量として平均値を用い、t検定などのパラメトリ
ック手法を適用します。
順序尺度はデータとデータの間隔が異なり、四則演算が行えなくて、順番しか付けら
れないデータのことです。代表的なものとしては病気の重症度などがあり、「軽症+軽
症=重症」というような四則演算はできません。
このデータは平均値が計算できないため、統計量として順位和を用い、順位和検定な
どのノンパラメトリック手法を適用します。
名義尺度はデータに順序が付けられず、四則演算も行えないデータのことです。代表
的なものとして性別などがあり、「男+女=恋愛(*^^*)」というような四則演算はでき
ません。
このデータは平均値も順位和も計算できないため、統計量として度数または割合を用
い、χ2乗検定などを適用します。
>> 1965年(!)刊行の本を持ってきて「差を検定するにはCritical ratio,臨界比が
>>いい!」
「臨海比」は主として心理学分野で用いられる特殊用語で、数学的には単に「度数の
割合」のことです。この度数の割合の差を検定する手法が、χ2乗検定ですね。(^_-)
>>最終的には「数字化したデータでは人の心は把握できない!」などなど.
これは、ある意味で正しい主張ですね。しかしだからこそ、数量評価ができて、客観
的に検討できる部分と、数量評価できず、研究者の経験と主観が必要な部分を明確に峻
別する必要があるのです。
科学的な思考とは、客観的な部分と主観的な部分を明確に峻別し、客観的な部分はで
きる限り数量評価しようという考え方です。そして統計学は、数量評価されたデータを
まとめるための便利な道具にすぎません。
さらに続きます(^^;) とものり
- 527. Re[526]:統計手法について 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/20(木) 10:25:09
-
>マサヒロさん
>>私はゼミ担当教授の関係で投影法心理検査(代表的なものはロールシャッハテストです)
>>を扱ったため,アンケート調査とはまた違ったデータだったのですが,
>>なんとか完成させることができました.
それはお疲れさまでした。投影法のデータも少し扱ったことがありますが、確かに数
量評価が難しい手法ですね。
>>来年一月の口頭試問において教授達に「何故ノンパラ手法を使わなかったのか」
>>「この検定は意味がない」と突っ込まれる可能性を考えると,気が重いところです.
統計学入門にも書きましたが、統計手法を選択する際に一番重要な点は、データの分
布状態ではなく、「研究目的のためには、どの統計量(要約値または代表値)が最も適切
なのか?」ということです。
例えば研究目的のためには平均値が最も適切だと判断できれば、分布が正規分布から
多少ずれていてもt検定を適用します。
データの分がどのようなものでも、中心極限定理によって、平均値は近似的に正規分
布をします。t検定はその平均値の分布を利用するかなり頑健性の高い手法ですから、
安心して利用してください。(^_-)
それから研究目的のためには、データの差ではなく、データの比つまりデータが何倍
になったかということが意味を持つ時は、データを対数変換してからt検定を適用しま
す。
データを対数変換するということは、1→10の変化と10→100の変化が、どちらも科学
的に同じ「1」の変化である、つまり「比」が意味を持つということです。
たとえデータが対数正規分布に近い分布をしていても、1→10の変化と10→19の変化が
科学的に同じ「9」の変化である、つまり「差」が意味を持つ時は、データを対数変換し
てはいけません。
また研究目的のためには、1→10の変化も10→19の変化も10→100の変化も、全て「順
番が1番上がった」という同じ意味であり、データの実測値には意味が無い時、つまり
データの順番だけが意味を持つ時は、たとえデータが正規分布しても、順位和検定など
のノンパラメトリック手法を適用します。
順位和検定は、中心極限定理によって、順位和が近似的に正規分布することを利用し
た手法です。このことはt検定と全く同様です。
僕は、データの実測値ではなく順番だけが意味を持つようなデータは、最初から順番
として測定されたデータ、つまりグレードデータ以外には、普通には有り得ないと思っ
ています。
このあたりのことは、現場の研究者はもちろんのこと、統計学者でも誤解しているこ
とがありますよ。(^^;)
長くなったので次に続きます とものり
- 526. Re[524]:[523]:統計学万歳! 投稿者:マサヒロ 投稿日:2007/12/20(木) 01:07:27
-
>とものりさん
丁寧なご返信,ありがとうございます(^-^)
つい先ほど卒論が片づきまして,ほっと一息ついたところです.
>> 毎年、年末になると、神戸の某女子大学で卒業研究の統計学指導をしています。指導
>>をしているのは人間科学科で、心理学関係のアンケート調査を中心にした研究です。
>>
>> このため、僕の得意分野は医学・薬学関係のデータ解析ですが、心理学関係のデータ
>>解析も少しは経験しているので、何かお役に立てそうなことがあったら、遠慮なく質問
>>してください。(^_-)
お心遣いありがとうございます!
私はゼミ担当教授の関係で投影法心理検査(代表的なものはロールシャッハテストです)
を扱ったため,アンケート調査とはまた違ったデータだったのですが,
なんとか完成させることができました.
ただ,welchのt検定を用いて差が有意であったデータの分布が正規分布ではなかったため
(対数正規分布,もしくはΓ分布に近い,左にゆがんだ分布でした.自分なりに色々調べた結果,その手法が最も適切だと判断し,使ったのですが・・・)
来年一月の口頭試問において教授達に「何故ノンパラ手法を使わなかったのか」
「この検定は意味がない」と突っ込まれる可能性を考えると,気が重いところです.
もちろん説明する準備はしていくつもりですが,理解してくれるかどうか・・・
ちなみに(うちの大学だけかもしれませんが)心理学分野ですと教授でも統計に関しては
相当怪しい人もおり,どうにもがっくりきてしまいます.
私の担当教員などむしろ統計を嫌悪している人種でして,
「とりあえずχ二乗!投影法だと多分離散分布とか無茶苦茶な分布だから!」
(私の得たデータは綺麗な分布でしたが・・・)
1965年(!)刊行の本を持ってきて「差を検定するにはCritical ratio,臨界比がいい!」
(どうにもその臨界比が他のどの統計の本にも書いておらず,訳がわからなかったのですが
どうやら二項分布のz値のことらしいです・・・)
最終的には「数字化したデータでは人の心は把握できない!」などなど.
(セラピストとしてならそれでいいと思いますが科学に携わる研究者,しかも最近しきりに「客観性」「理論的」を強調している心理学業界の人間としてそれはどうかと・・・・)
などなど,なんともはや・・といった次第です.
愚痴っぽくなってしまってすみません(>_<)
ちなみに「統計学入門」ですが,注文したところどうやら絶版になってしまったようで,手に入れられませんでした.非常に残念です・・(´д⊂)
さしあたり卒論が片づいたので,しばらく統計に縁はないと思うのですが,まだまだ読んでいない,理解できてない項目がありますので,時間をみつけてちょくちょくプリントしたものを読んでいこうと考えております.最近では「○○より××が大きい」などを耳にすると,反射的に「差は有意なの?P値は?」や「分布の形は?」等と考えるようになってしまいました(笑)
長くなってしまいましたが,私に統計を理解する道筋を教えて下さり,本当にありがとうございます!今年はインフルエンザもそうですし,たちの悪い風邪も流行っているそうです.とものりさんもどうぞお体に気をつけて下さい.(・ω・)ノ
マサヒロ
- 525. 「ヒヤシンスブルーの少女」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/16(日) 11:18:12
-
・「ヒヤシンスブルーの少女(Girl In Hyacinth Blue)」スーザン・ヴリーラン
ド著、長野きよみ訳、早川書房、2002年6月発行
図書館で「真珠の耳飾りの少女」の原作を借りたついでに、「ヒヤシンスブル
ーの少女」の原作も借りて読んでみました。
映画版「真珠の耳飾りの少女」がほぼ原作どおりだったのに対して、この作品
をドラマ化したものは原作を少し変えています。一番大きく変えた点は、物語の
キーになる人物をオールドミスの女性に変えたところでしょう。これによって物
語が少しドラマチックになり、より映像向けになっています。
ただ原作は連作短編集であり、かなりボリュームがあるので、ドラマ版は限ら
れた時間にまとめるため、ストーリーをはしょってしまっているところがありま
す。このため、原作を読んではじめて納得できたシーンがありました。
この作品も、原作では物語のキーとなる絵を実際に観ることができず、もどか
しい思いがしますが、ドラマ版では観ることができます。しかし「真珠の耳飾り
の少女」と違って、この作品のキーとなる絵は作者の創造なので、原作を先に読
んだ場合は、自分がイメージした絵とドラマの絵が違っていた時は、がっかりす
るかもしれません。
幸か不幸か、僕はドラマ版を先に観たため、ドラマ版の絵をイメージして読む
ことになり、物語を理解する助けになりました。全体として、ドラマ版はそつな
くまとめていると思います。
とものり
- 524. Re[523]:統計学万歳! 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/08(土) 10:45:05
-
>マサヒロさん
こんちにわ、頓陳館によーこそ!(^o^)/
>>他にも数冊統計学の書籍を読んだのですが、とものりさんの「統計学入門」が
>>一番わかりやすく、面白く統計学を学べましたヽ(・∀・)ノ
それは大変嬉しいですね! 「わかりやすくて面白い」ということを目標にして書い
ているので、僕にとって一番嬉しい感想です。
心理学ではデータの解析に因子分析を用いることが多いと思いますが、いずれは因子
分析についても解説するつもりですよ。
>>恥ずかしながら本日初めて「統計学入門」が書籍化されていることを知り、
>>早速注文させていただきました。
ありがとうございます! 「統計学入門」は売れ行きが悪いので、大変助かります
よ。(^^;)
毎年、年末になると、神戸の某女子大学で卒業研究の統計学指導をしています。指導
をしているのは人間科学科で、心理学関係のアンケート調査を中心にした研究です。
このため、僕の得意分野は医学・薬学関係のデータ解析ですが、心理学関係のデータ
解析も少しは経験しているので、何かお役に立てそうなことがあったら、遠慮なく質問
してください。(^_-)
とものり
- 523. 統計学万歳! 投稿者:マサヒロ 投稿日:2007/12/08(土) 02:25:10
-
初めまして、中国地方の某私立大学で心理学を学んでいるマサヒロと申します。
現在卒業論文を鋭意創作中の身ですが、その分析にてとものりさんの「統計学入門」
コーナーを大変参考にさせて頂きました。
他にも数冊統計学の書籍を読んだのですが、とものりさんの「統計学入門」が
一番わかりやすく、面白く統計学を学べましたヽ(・∀・)ノ
現在も統計学入門のプリントアウト片手に、データ、原稿と格闘しております。
恥ずかしながら本日初めて「統計学入門」が書籍化されていることを知り、
早速注文させていただきました。
発送が1〜3週後ということで卒論〆切には間に合いそうにありませんが、
お世話になった御礼も込めて買わせて下さい(`・ω・´)
今年はインフルエンザが結構な勢いのようですね。
卒論がなんとか完成するよう、健康には気をつけたいと思います。
そして就活も・・・(´д⊂)
とものりさんも、お体にはお気をつけて下さい。
素敵なコンテンツを、ありがとうございました!
- 522. 「真珠の耳飾りの少女」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/07(金) 18:29:31
-
・「真珠の耳飾りの少女(Girl With a Pearl Earring)」トレイシー・シュヴァ
リエ著、木下哲夫訳、白水社、2000年6月発行
お気に入りの映画(http://www.snap-tck.com/room01/c02/cinema/cinema.html)
コーナーで紹介した映画の原作小説です。映画を観て原作を読みたくなり、まだ
文庫化されていないため、図書館で借りて読みました。(^^;)
ストーリーは映画とほぼ同じですが、映画が絵画的で情景描写が中心だったの
に対して、原作小説は心理描写が中心です。そしてヒロインの少女の一人称で書
かれているため、少女の内面が生々しく描かれています。
その生々しさと鋭さはいかにも女流作家の作品という感じがし、何となく紫門
ふみのマンガを連想しました。
原作を読んだ後でもう一度映画を観ましたが、映画を先に観たせいか、あまり
ガックリすることはありませんでした。むしろ小説ではフェルメールの絵を実際
に観ることができず、もどかしい思いがしますが、映画では絵を観ることができ
るのでより説得力があります。
この作品は小説を読み、そして映画も観ると、より深く味わうことができると
思います。
とものり
- 521. 東海薬剤師学術大会 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/12/02(日) 23:29:07
-
今日(12月2日)、三重県四日市の文化会館で東海薬剤師学術大会が開催された
ので、行って来ました。この大会は、東海4県の薬剤師会が合同で開催している
学術大会です。
昨年、愛知県薬剤師会からアンケートデータの解析を依頼されました。その解
析結果をまとめ、この学術大会のポスターセッションで発表するというので、愛
知県薬剤師会から僕にお誘いがあったのです。
薬学関係の学会は医学関係の学会に比べると質素で、普通の人に近い人(^^;)
が集まるので、医学関係の学会よりも居心地良く感じます。この大会も普通の薬
学会と同じような感じだったので、初めて参加したにしては居心地は悪くありま
せんでした。
これに比べれば、ベンチャー関係のビジネスショーに参加した時の方が、むし
ろ場違いなところにいるという違和感を感じたものです。(^^;)
また会場で、僕よりも早く元の会社を退職した数名の人に会いました。その人
達は薬剤師なので、元の会社を退職した後、薬剤師として働いているのです。
そこでその人達と旧交を温めると同時に、「調剤と情報」に統計学の解説を連
載することを宣伝してきました。
会社を離れてみて、あらためて痛感したことは人脈の大切さです。その意味で
は、今日はけっこう収穫がありました。(^o^)v
とものり
- 520. Re[519]:すごいですね 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/28(水) 10:41:18
-
>ヨシミツさん
>>私の仕事の関係では、
>>「調剤と情報」を見かけることはなさそうですけど、
>>でも、何とか、チャンスを見つけて、手にとってみたいです。
ありがとうございます。m(__)m
「調剤と情報」は調剤薬局向けの業界雑誌ですから、普通の人が見かける機会はほと
んどないと思います。もし知り合いの中に薬剤師関係の方がいたら、宣伝していただけ
ればありがたいです。(^人^)
とものり
- 519. すごいですね 投稿者:ヨシミツ 投稿日:2007/11/27(火) 20:10:07
-
>とものり さん
ご無沙汰しています。ヨシミツです。
雑誌連載の原稿依頼、すごいですね。
それも、業界の専門誌。
まさしく評価を受けた…というあかしですよ。
私の仕事の関係では、
「調剤と情報」を見かけることはなさそうですけど、
でも、何とか、チャンスを見つけて、手にとってみたいです。
- 518. 雑誌連載の依頼 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/25(日) 20:17:56
-
先日、「じほう」という出版社から雑誌連載の依頼を受けました。じほう社は
医薬品関係の業界紙や業界向け雑誌を発行している出版社で、僕も医薬品業界に
いたため以前から知っていました。
連載を依頼された雑誌は調剤薬局向け業界雑誌である「調剤と情報」で、調剤
薬局の薬剤師向けに統計学の基礎を解説して欲しいという内容です。じほう社の
編集者が僕の「統計学入門」を読み、僕に白羽の矢を立ててくれたようです。
実にありがたい依頼なので、二つ返事で引き受けました。「統計学入門」はほ
とんど親戚縁者と知り合いにだけしか売れていないと思っていたので、プロの編
集者に初めて評価されたような気がして、大いに喜んでいます。(^o^)v
連載は来年の1月号からということで、現在、どのような内容にしようかと思
案中です。雑誌連載は初めてですから勝手がわからずに戸惑っていますが、まあ
何とかなるだろうと根拠もなく楽観しているところもあります。
うまくいけば来年の1月号から新連載が始まりますので、「調剤と情報」を手
に取る機会がある方は、一度、読んでみてください。v(^_-)
とものり
- 517. 「黄金を抱いて翔べ」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/18(日) 20:35:38
-
・「黄金を抱いて翔べ」高村薫著、新潮文庫、1994年1月発行
去年、生講演を聴いてすっかりファンになってしまった高村薫氏の、鮮烈なデ
ビュー作です。
正確なディテール描写、緻密な論理構築、巧みな心理描写、そしてこれだけ骨
太なサスペンスを最後まで描き切る筆力に圧倒されました。小柄で華奢な感じの
女性である作者を直接見ているだけに、作品の内容と作者の外見のギャップに驚
かされます。もし作者を見ていなければ、この作品はヘミングウェイのような男
っぽい男性作家の作品だと信じて疑わなかったでしょう。
高村薫氏は東京基督教大学の出身ということで、作品の裏側に微かにキリスト
教的な匂いを感じることがあります。この作品はデビュー作のせいか、その匂い
が少し濃い感じがします。
欧米の小説や映画に漂うキリスト教的な匂いには、ある種の傲慢さと押し付け
がましさを感じるので、あまり好きではありません。しかし高村薫氏の作品に漂
うキリスト教的な匂いは、ストイックな感じがしてそれほど気になりません。
ただしこれは、ファンの贔屓目なのかもしれませんけどね。(^^;)
とものり
- 516. 長者町のゑびす祭 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/13(火) 10:47:58
-
11日の日曜日、自転車で名古屋駅まで買い物に行った帰りに長者町を通ったと
ころ、「ゑびす祭」というお祭をやっていました。このお祭りは、錦2丁目を活
性化する運動の一環として平成12年に始められたもので、今年で7回目になるそ
うです。
長者町は繊維問屋街として有名なため、衣類を売る屋台がずらりと並び、驚く
ほど安い値段で売っていました。定番の串揚げやフランクフルトなどの屋台や、
色々なフリーマーケットもありましたが、何といっても衣類の屋台が圧倒的に多
く、オバサンがやたらと群がっていました。(^^;)
屋台以外にも消防音楽隊の演奏や、やぐら太鼓におみこし行例、そして大道芸
人のパフォーマンスなどもあり、けっこう楽しめました。またゑびす祭だけあっ
て、七福神の格好をした人達と一緒に写真を撮るサービスもありました。
以前に住んでいた海部郡では、昔ながらのお祭りがだんだんと衰退していて、
自治会などが半強制的に住民を参加させることによって何とか継続していました。
またお祭りに付き物の神楽太鼓などの伝統芸能も、伝承する人がいなくなってだ
んだんと衰退していました。
ところが都会のはずの名古屋では、昔ながらのお祭りが続いていたり、新しい
お祭りが始まったりしています。そしてそれに呼応して、伝統的な和太鼓がけっ
こう流行っていたりします。
自治会活動を通して、海部郡のお祭りや伝統芸能の継承問題にかかわった身と
しては、何となく考えさせられる現象です。(-.-)
とものり
- 515. 「おばあちゃんの家」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/11(日) 12:09:54
-
・「おばあちゃんの家(Jibeuro)」イ・ジョンヒャン監督、2002年、韓国、衛星
映画劇場
アジア映画特集の第8弾は、都会に住む現代っ子の少年と、田舎に住むおばあ
ちゃんとの交流を描いた韓国の作品です。
田舎のおばあちゃんが孫に注ぐ無償の愛と、それをうっとおしがり、我侭言い
放題の孫という、おじいちゃんやおばあちゃんがいる人なら、誰でも心当たりの
あるテーマを、変にひねることなく淡々と描いています。
この作品を観て、最近TVアニメ化された小田ひで次のマンガ「ミヨリの森」を
思い出してしまいました。この作品も、都会に住む現代っ子の少女が、親の都合
で田舎に住むおばあちゃんの家で一時的に暮らすようになるという、似たような
設定の作品です。
しかし「おばあちゃんの家」に比べると、「ミヨリの森」はテーマをもっと現
代的にひねっていて、しかも主人公の性格が複雑にひねくれています。(^^;)
現代の日本では、ここまでテーマをひねらないと陳腐な作品になってしまうので
しょう。
そういったひねった作品を観すぎたせいか、「おばあちゃんの家」の素直さに
ほっとするような安心感と懐かしさを覚え、久しぶりに素直になれたような気が
しました。(*^^*)v
とものり
- 514. 「モンゴリアン・ピンポン」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/09(金) 08:17:19
-
・「モンゴリアン・ピンポン(緑草地)」ニン・ハオ監督、2005年、中国、衛星映
画劇場
アジア映画特集の第7弾は、内モンゴルで暮らす少年達を主人公にした作品で、
”内モンゴル版「トム・ソーヤーの冒険」”というキャッチコピーが付けられて
いました。
内容としては少年達の小さな冒険と成長を描いていて、確かにトム・ソーヤー
の冒険と同じテーマの作品です。しかし少年達がアメリカの少年ほどこまっしゃ
くれていないため、むしろイランの名監督アッバス・キアロスタミの「友だちの
うちはどこ?」を連想させます。
そして「天上草原」と同じように、この作品にも内モンゴルの草原地帯で暮ら
す人々の生活と民族性が忠実に描かれていて、強く印象に残ります。特にこの作
品では、舞台となった草原地で実際に暮らしている人達を出演者として起用して
いるため、リアルな生活感があります。
ただ現在の内モンゴルは都会化が急速に進み、純粋な遊牧民はどんどんいなく
なりつつあるそうです。そういった時代だからこそ、遊牧民の暮らしぶりを残し
ておきたいと考える人達がいて、「天上草原」やこの映画のような作品を盛んに
製作しているのかもしれません。
遊牧民好きの僕としては非常に残念な気がしますが、それは致し方の無い時代
の流れなのでしょう。(~_~)
とものり
- 513. 「モン族の少女 パオの物語」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/07(水) 09:35:26
-
・「モン族の少女 パオの物語(Chuyen cua Pao)」ゴー・クァン・ハーイ監督、
2006年、ベトナム、衛星映画劇場
アジア映画特集の第6弾は、ベトナムの最北部、中国との国境地域に暮らす少
数民族モン族の少女を主人公にした珍しい作品です。
社会主義国であるベトナムでは、映画は国営映画会社によって製作されるのが
普通です。しかしこの作品は政府からの資金と民間のスポンサーによって制作さ
れた、ベトナム初のインディペンデント映画です。
物語はモン族の少女パオと、彼女の産みの母と育ての母との葛藤を中心にした
古典的なものです。物語の舞台はモン族が暮らす山岳地帯のためかなり特殊です
が、登場人物たちの心情は日本とほとんど同じなので、違和感無く登場人物に感
情移入することができます。
ただしストーリーが古典的なせいか、物語よりもベトナム北部の勇壮で美しい
自然と、モン族の色鮮やかな民族衣装が強く印象に残ります。
ヒロインの少女パオを演じたのはベトナムの人気女優ドー・ティ・ハーイ・イ
エンで、可憐な美少女なのですが、僕好みではないのが少々残念でした。(^^;)
とものり
- 512. 「ビューティフル・デイズ」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/05(月) 20:51:45
-
・「ビューティフル・デイズ(Ada Apa Dengan Chinta?)」ニルディ・スジャルウ
ォ監督、2004年、インドネシア、衛星映画劇場
アジア映画特集の第5弾は、インドネシアで大ヒットした爽やかな青春映画で
す。
「フェーンチャン・ぼくの恋人」が子供時代に読んだ少年漫画のような映画で
あり、「ホワイト・バレンタイン」が10年ほど前の日本の恋愛映画だとすれば、
この作品は若かりし頃に読んだ少女マンガを映画化した、青春学園ドラマのよう
な作品といえるでしょう。
ヒロインである17歳の女子高生と、彼女と友情で結ばれた個性溢れる4人の女
友達(その中の一人は、例によって複雑な家庭事情を持つ不幸な少女(^^;))、そ
してヒロインと反発し合う孤独な陰のある少しニヒルな男子高校生、その男子高
校生がただ一人だけ心を許す人の良い用務員のおじさん、ヒロインのボーイフレ
ンドである明朗快活な男子高校生、ヒロインに憧れる三枚目の男子高校生等々、
キャラクター設定だけでストーリーが全てわかるような、典型的な青春学園ドラ
マです。
しかも同じアジア人のせいで、俳優の顔を見ただけで役柄とその性格がはっき
りわかり、性格描写も感情表現も違和感が全くありません。そしてストーリーは
最初から最後までほぼ予想通りに進行し、ひねった展開や意外な展開はほとんど
ありません。
しかし物語のツボをしっかりと押さえているので、こうくるだろうとわかって
いながら、やっぱりそうこなくちゃねと安心して楽しむことができ、映画が終わ
った後に爽やかな感動に浸ることができます。
この作品を観て、単純な青春ドラマに素直に感動できた、若かりし頃の純な気
持ちを久々に思い出しました。(*^^*)
とものり
- 511. 「天上草原」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/03(土) 23:52:58
-
・「天上草原(Heavenly Grassland)」マイ・リース、サイ・フ共同監督、2002年、
中国、衛星映画劇場
アジア映画特集の第4弾は、中国の内モンゴル自治区にあるモンゴル高原を舞
台にした、雄大な叙事詩のような作品です。
このところアジア映画ばかり観ていて、新たな発見と感動の連続ですが、この
作品には胸が震えるほど深く感情をゆすぶられ、久々に感動の涙を流してしまい
ました。
ストーリーそのものはありがちで、例えば山田洋次監督の「幸せの黄色いハン
カチ」や「遥かなる山の呼び声」などを連想させ、登場人物も高倉健や倍賞千恵
子などを髣髴とさせます。
しかし雄大なモンゴルの草原を舞台にし、おおらかでたくましく、素朴で寛容
な人間愛に溢れた遊牧民達の物語として展開しているため、まさにこの世ならぬ
天上世界を舞台にした叙事詩を映画化したような作品になっています。
この作品にこれほど感動した理由は、僕のDNAに組み込まれている北方系モン
ゴロイド遺伝子のせいかもしれません。僕のオヤジさんは遊牧民が好きで、満州
で馬賊になるのが夢だったそうです。ひょっとしたら僕にも、そういった遊牧民
好きの血が流れているのかもしれません。
その血のせいか登場人物達に深く感情移入してしまい、映画を観終わった後、
まるで大河物語の最初の章が終わっただけであり、この後も彼等を主人公にした
長い長い物語が続くような気がしました。
いやぁ〜、インドは奥が深いけど、中国は本当に懐が深いなぁ…!p(-o-)
とものり
- 510. 「ナヴァラサ」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/11/01(木) 08:20:54
-
・「ナヴァラサ(Navarasa)」サントーシュ・シヴァン監督、2005年、インド、衛
星映画劇場
アジア映画特集の第3弾は、性同一性障害をテーマにしたインドの秀作です。
題名の「ナヴァラサ」とは「9つの感情」という意味であり、人間の心に生じる
様々な感情のことを表しています。
同じアジアでもインドはかなり特殊であり、その哲学的な深遠さは、アジアだ
けでなく世界でも比類がないでしょう。この映画はそういったインドの作品の上、
性同一性障害という非常に特殊なものをテーマにしているため、娯楽性と奥深い
メッセージ性を併せ持った、ちょっと類例がない作品になっています。
この作品に登場するサード・ジェンダー(トランス・ジェンダー)の人達は、実
生活でもサード・ジェンダーであり、作品中で語られる生い立ちや主張も全て本
物のため、非常に説得力があります。
そして本人役で出演している俳優のボビー・ダーリンの芸達者ぶりと、サード・
ジェンダーの指導者であるアラヴァニガル協会会長のアーシャ・バーラティの堂々
たる貫禄が、この作品の説得力をさらに高めています。
同じようなテーマを扱ったオーストラリア映画「ブリシラ」や、それをリメイ
クしたアメリカ映画「3人のエンジェル」と比べると、テーマに対する哲学的な
掘り下げの深さという点で、まるで似て非なる作品という感じがします。
誰でもが哲学したくなる国インドは、さすがに奥が深い!(-人-)
とものり
- 509. 「ホワイト・バレンタイン」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/10/30(火) 10:00:39
-
・「ホワイト・バレンタイン(White Valentine)」ヤン・ユノ監督、1999年、韓
国、衛星映画劇場
アジア映画特集の第2弾で、メルヘンチックな淡いラブストーリーを描いた韓
流作品です。
前の書き込みで紹介したタイ映画「フェーンチャン・ぼくの恋人」が30年前の
日本の少年映画とすれば、この作品は10年ほど前の日本の恋愛映画といえるでし
ょう。
登場人物のキャラクター設定と性格描写、ひとつひとつのシーンの画面構成と
ストーリー展開、ラストの余韻の残し方等々、どれをとっても違和感が無さすぎ
て、まるで少し前の日本映画の韓国語吹き替え作品を観ているようです。
今の日本の恋愛映画は、これほどストレートに物語を語り、これほど素直にテ
ーマを提示することは少なく、もう少しひねった表現をすると思います。でも久
ぶりにこういった素直な作品を観ると、素直な気持ちになって何となくほっとし
ます。
古き良き時代の恋愛ドラマに慣れ親しんだオバ様達が、韓流映画にはまる気持
ちが少しわかったような気がします。(^_-)
とものり
- 508. 「フェーンチャン・ぼくの恋人」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/10/28(日) 15:43:35
-
・「フェーンチャン・ぼくの恋人(Fan Chan/My Girl)」コムグリット・ドゥリー
ウィモン、ウィッタヤー・トーンユーヨン、ソンヨット・スックマークアナン、
ニティワット・タラートーン、アディソーン・ドゥリーシリカセーム、ウイッチ
ャヤー・ゴージウ監督、2003年、タイ、衛星映画劇場
タイの大学のマスコミ学部の卒業生6人による共同監督という珍しい作品で、
タイで大ヒットした話題作です。
まるで30年前の日本映画を観るような、いやもっとはっきり言うと子供時代に
読んだ少年漫画を思い出させるような懐かしさに溢れた作品です。幼馴染の女の
子との淡い初恋、男同士の友情、ガキ大将の存在、隣町のグループとの対立等々、
少年漫画の王道テーマが衒うことなく語られていて、懐かしさに胸がキュンキュ
ンしまくりました。
同じアジアのせいか、風景がまるで古き良き時代の日本のようで、全く違和感
がない上に、 子供達が土管が積まれた原っぱでゲームをしたり、みんなで駄菓
子を買って、それ食べながら自転車でつるんだりと、僕等の子供時代を髣髴とさ
せるようなシーンが次から次へと出てくるので、登場人物のしゃべる言葉が日本
語ではないのが不思議なほどです。
この懐かしさは、おそらく監督達の中に日本の漫画が好きな人がいて、その影
響を受けているせいではないかと思います。その証拠に、作品中にドラえもん、
キャンディ・キャンディ、あさりちゃんといった日本の漫画作品が出てきて、子
供達がそれに夢中になっている様子がそれとなく描かれています。
またヒロインの少女が、美少女ではないものの、実に素朴で可憐で可愛らしく、
すっかりファンになってしまいました。
いやぁ、やっぱりアジア映画はいいですねぇ〜!(^o^)v
とものり
- 507. 「ラヴェンダーの咲く庭で」 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/10/26(金) 17:30:33
-
・「ラヴェンダーの咲く庭で(Ladies in Lavender)」チャールズ・ダンス監督、
2004年、イギリス、衛星映画劇場
ジュディ・デンチとマギー・スミスという、イギリスを代表する2人の名女優
が共演した作品。
イギリスの田舎で仲良く暮らす老姉妹が、海岸で身元不明の外国の若者を救助
し、彼女達の家で介抱しているうちに……というありがちなストーリーで、しか
もかなり突っ込みどころの多い作品です。
しかしジュディ・デンチとマギー・スミスの名演により、心温まる佳作になっ
ています。特に貫禄十分のジュディ・デンチが、若者に恋心を抱いて戸惑う様子
は、まるで可憐な乙女のように可愛らしく思えてしまうほどです。
また口が悪くて無愛想ながら、根は善良で心優しい家政婦を演じるナターシャ・
マケルホーンの演技も見事です。とにかく、ベテラン女優の名演で成り立ってい
る作品といって良いでしょう。
とものり
- 506. Re[505]:[499]:高牟神社の例祭−2 投稿者:とものり [URL] 投稿日:2007/10/21(日) 10:28:25
-
>NEGIさん
掲示板の手違いで、せっかくのNEGIさんの書き込みが表示されるのが一日遅れて
しまいました、すんません。(^^)ゞ
>>ひょっとして、あの今池の高牟神社ですか、宮司さんはよく存じ上げていると思いま
>>すよ。
>>白髪の巨漢だとか、寿司はカニとエビだけしか食べないとか、学生時代はドラムをた
>>たいていたとか、ISHIさんと同じ苗字だとか、業界では結構有名人だとか、以上当て
>>はまれば私の知ってる人だと思います。^^;
そうなんですか! 宮司さんには直接お目にかかりませんでしたが、それらしい人が
歌謡ショーを聴いてましたよ。(^^;)
>>八幡神は得体の知れない神様で、じつは正体がよく分かっていません。
>>一応応神天皇ということになっているものの、渡来系の神様ではないかと考えられて
>>います。
>>そこで、八幡神のルーツを探る八幡会とかいう団体もこの業界に存在するようで、勿
>>論この宮司様もメンバーの一人なので、八幡様のルーツを探るとか称してあちらこち
>>ら旅行をしているようでありますよ。
八幡神は非常に興味を惹かれますね。八幡(やわた)という地名は九州地方に多く存在
しますから、やはり渡来系なんでしょうね。
八幡は「やわた」が本来の読み方だと思いますが、尊い名前を直接呼ぶのを憚って
「はちまん」と音読みにしたのだと思いますね。浅間(あさま)のことを「せんげん」と
音読みにすることがあるのも、これと同じではないかと思います。
とものり
- 505. Re[499]:高牟神社の例祭−2 投稿者:NEGI 投稿日:2007/10/20(土) 17:46:24
-
>とものりさん
>> さて、そのような由緒正しい高牟神社の例祭は、
うう、不覚にも浅くにも、ちょいと神無月で忙しくしていたらこんな話題が書き込ま
れていたとは。
ひょっとして、あの今池の高牟神社ですか、宮司さんはよく存じ上げていると思いま
すよ。
白髪の巨漢だとか、寿司はカニとエビだけしか食べないとか、学生時代はドラムをた
たいていたとか、ISHIさんと同じ苗字だとか、業界では結構有名人だとか、以上当て
はまれば私の知ってる人だと思います。^^;
もっとも十四日は私の所も例祭だったので、見に行けませんでしたが、以前一度ここ
の例祭時にお邪魔したことがあったので、境内の様子は大体覚えています。
八幡神は得体の知れない神様で、じつは正体がよく分かっていません。
一応応神天皇ということになっているものの、渡来系の神様ではないかと考えられて
います。
そこで、八幡神のルーツを探る八幡会とかいう団体もこの業界に存在するようで、勿
論この宮司様もメンバーの一人なので、八幡様のルーツを探るとか称してあちらこち
ら旅行をしているようでありますよ。
NEGIまだまだ続く神無月
- 504. Re[503]:[502]:Webアプリ 投稿者:通りすがり(^^;; 投稿日:2007/10/16(火) 21:41:19
-
RESありがとうございます。
>> 最近のアプリはWeb上で開発することが多いため、僕のような昔ながらのC++使いは
>>勉強し直さなければならないことが沢山あって、困ったもんです。(~~;)
優秀なとものりさんの場合、プラットフォームなんでも一緒だと思います。
まあ、SQL書ければなんでも一緒といえば一緒ですが。。。
>> そっちの方は専門なので、色々とアドバイスできますよ。個人でも、商売としてコン
>>サルティングをやってます。(^_-)
その節はまたよろしくお願いしますm(__)m
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